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日米親善トライアスロン大会

筑波からの参加はたった3人の寂しい出発だったが、当日はOBの小澤大樹さんと国際武道大の鈴木智士、高田フレンドの中田さん(初トラ!)と合流。加えて、渡辺父、実家に帰省中のリサ、渡辺の親友が加わって、結構賑やかな団体に成長した。

前夜は渡辺家に3人で宿泊。柔道の谷・野村両選手に白熱して、寝るのが遅くなる。そろって金メダル。脱帽である。

翌朝はものすごい雨音で目が覚めた。

一気にモチベーションが下がる。雨かぁ。

日米親善トライアスロン大会は神奈川県の相模原駅から徒歩1分の米軍補給廠で行われる。

プールで400m、フラットコースをバイク20km、ラン5kmという初心者にはもってこいのレース。

高校生からかなり年配の方まで、参加者は幅広い。

出走は女子から年功序列で、プールを7秒のタイム差スタートで泳ぐ。8コースからスタートしてジグザグ泳ぎ、1コースでゴールする。

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こういうイメージ。

私は今回4回目の参加。慣れすぎて、到着があまりにぎりぎりになり、かなりバタバタする。ノーアップ。

スイムはアップをさせてもらえない。ノーアップで400mは結構きつい。

スタート直前、雨足が激しさを増す。近くにリサ・スティックマイヤーがいることに気づく。ローカルレースに出ると渡辺は若者であるので、年功序列のスタートは、女子の最後のほう。私が学生勢の先陣を切る形になる。優勝するためには、誰にも抜かれないようにしなければいけない。学生勢が、自分より前で泳ぐ年配の女性たちをすごい勢いで抜きにかかる。お互いに迷惑であろう。順序を逆にすればいいのに、と毎回思う。

スタート直前にプールサイドに親友がいるのを発見。中学1年のときから6年間一緒に走っていた彼女は、トラ初観戦。いいとこみせるぞ〜と気合が入る。

最近泳ぎが変わってきているので、力まないように新しい泳ぎで泳ぎきろうと思っていたのに、人が多すぎてどんどん力み、いつもの泳ぎになってしまった。

バイクに移るときにマーシャルに突然「睦美さんファイト」と言われて驚いて顔をみると高校の後輩だった。だめでしょ、マーシャルが名指しで応援しちゃ…、と冷静に思う。

サングラスをトランジットに置くのを忘れ、すごい雨の中目をしぱたたかせながら疾走する。あまりにもバタバタしていてDHもつけている暇がなかった。直線が多いのでDHが欲しい。思わずえちさんのようにワイヤーをもって走ってみた。微妙。なんか私バイク速くない??と思いながら、そしていつもの単独走のイメージ「後ろから土井が来る」を頭の中で何度も思いながら足を回した。

ランに移ると雨がやみ始めた。最初の1kmでいきなり慶応の高橋さんに捕らえられる。彼女はゼッケンが私より10番近く後ろだから、1分以上後ろからスタートしたはずである。だから彼女と一緒にゴールしても彼女には勝ったことにならない。必死で後を追う。でも500mくらいしかついて行くことができなかった…。ゴールしてしばらくするとセリーヌも戻ってきた。セリーヌ速くなったなあ。ゴールしてすぐには順位が分からないので、とりあえず男子の応援に移動。

プールに行くと丁度ひろきさんと暁が泳いでいるのが見えた。ひろきさんはいい感じで泳いでいたが、暁は何度も立っている。でかいから余計目立つ。ゼッケンベルトが取れそうで直していたらしい。サトシを発見できず。

男子のバイク中、中田さんを探すが見当たらない。どうやら結構早くてもうランに移ってしまっていたらしい。智士はかなりいいスピードで走っているように見えた。ほぼ同時にバイクスタートをした高橋とひろきさんだが、その差はどんどん広がる。高橋は集団をかわしながら快走。そしてある周回から小澤氏の姿は消えてしまった。メカトラ?と思っている間にランの応援に移動。するとひろきさんがジャージ姿で近づいてきた。

「…パンクです」

切ない。雨を降らすだけ降らして、リタイヤなんて。

鈴木・高橋両氏はかなり順位が期待できそう。

男子がゴールすると暁と智士が「美里さんらしき人を見た」と言い出した。美里さんに電話をしてみようと思っていると本人を発見。エキシヴィジョンのスーパースプリント(S250m,B5km,R1km×2)に出場するらしい。出場選手16名中女子1人。

つくば勢のテンションも俄然上がる。

 美里さんは強かった。スイムを5番手くらいで上がり、第2パックを形成。しかしちぎられる・・・かと思いきや5mくらいの距離を置いて単独走で粘る。男が4人で回しているのにその差は広がらない。一人だけノンドラルール?観客が「え?あのひと女性だよね?」とざわめく。やたら重いギアをゴオリゴオリ踏んでいる。全体でも10位という結果。「ビリになりたくない」と言っていたが、それどころではない超かっこいい走りだった。

エキシビションは1本目も2本目もベルマーレの益田大貴さんの圧勝だった。

結果を見ると、渡辺は女子準優勝、鈴木が4位、高橋が6位、セリーヌが12位(年代別1位)と筑波勢は大健闘。智士はすっかり筑波勢。智士を筑波大生にして団体を組んでおくべきだったと後から後悔。中田さんも326位で無事完走。バイクで200人くらい抜いていたようだから、さぞかしバイクパートは楽しかったことでしょう。

 無事に全レースを終え、閉門に間に合わずに警備員さんにどやされながら補給廠を後にしたのでした。